39
a:835 t:4 y:0
三休橋筋のガス燈
所在地:御堂筋と堺筋の間、北から南
仕事帰りに大阪駅に向かって歩くと、途中、心惹かれる美しい
道を見つけました。三休橋筋(さんきゅうばしすじ)。
今年(2014年)から、魅惑のガス燈がともっています。
大阪ガスさんが100周年で寄付する計画だったガス燈を、三休橋筋を愛する人々が集まってここへ55基、力を合わせて導き入れられたとのことです。
大阪の街は、通りにより街路樹の種類が違います。
三休橋筋の樹種は、端から端までセンダンです。「三休橋筋にセンダンって、ナイス!」なのは、この筋の北の端、ドーンと建つ中央公会堂の手前が「栴檀木橋(せんだんのきばし)」だからです。
栴檀木橋に枝を伸ばしていた素晴らしい樹形のセンダンは、数年前に切られました。「『センダンの木という名の橋』なのに、どうして切ってしまう」と残念でたまりませんでしたが、三休橋筋のガス燈設置に合わせたのか、切られたセンダンの所にも、三休橋筋と同じくらいの若木が植わっています。
三休橋筋の若木たちと「同じ年数を共に生きるように」との計画なんでしょうね。20年後30年後の美しい街の姿が想像できます。
その「未来を想いながらの街造り精神」を素晴らしいと思いながらも、人の計画のために切られる樹が、残念で残念でたまりません。たとえセンダンの寿命が短いとしてもです。
街造りにおける樹はレンガやタイルと同じ材料の一つに過ぎないのでしょうか…。
↑三休橋筋のガス燈
↑背景のセンダンの葉の美しさ
↑美しい雨上がりの風景
↑お店も素敵に見える道路
↑綿業会館前から北方向をのぞむ
At night
↑旧大阪教育生命保険前のガス燈の様子
↑綿業会館前から南方向をのぞむ
↑雨上がりや夕暮れに歩いてみてください
2014年6月3日から点燈開始