Arthropoda
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節足動物門 甲殻綱
甲殻(こうかく)綱とは、カニやエビ、フジツボなどのことです。
(甲殻類の動物にまた出会ったら、新しい情報を追記して参ります。)
ヘイケガニ
アミメキンセンガニ
エボシガイ Lepas anatifera
カメノテ
カメノテ
節足動物門 甲殻綱 蔓脚亜綱 フジツボ目 ミョウガガイ科
撮影: 7月 兵庫県 須磨海岸
カメノテ
生き物の名前には「昔の人達は、よく自然を観ていたんだなぁ」と感じるものがあります。
このカメノテも、言われてみれば感じが似ていて感心します。
カメと言っても、カメノテに似ているのは、イシガメやクサガメなどイシガメ科のカメの足で、ウミガメ科のカメは泳ぐ形になっているので、形状が違いますね。
最近なら、身近に観察できるのは、ミシシッピアカミミガメでしょうか。
クロフジツボ
クロフジツボ
節足動物門 甲殻亜門 顎脚綱 無柄目 クロフジツボ科
Tetraclita japonica
撮影: 7月 兵庫県 須磨海岸
クロフジツボ
身近なフジツボの中で、一番大きいかなと思います。
火山がいっぱいあるみたいに見えます。
アメリカフジツボ
アメリカフジツボ
香櫨園浜では、アメリカフジツボとタテジマフジツボが見られます。
浜の名がつくコウロエンカワヒバリガイ(要注意外来生物)も付着しています。
モクズガニ
モクズガニ
川のカニのモクズガニが、産卵のために海におりて来ます。
卵を産んで力尽きたモクズガニが、あちこちに打ち上がっていました。
ガザミ
ガザミ
模様がなくて線っぽい様子だと教えてもらいました。
お尻のほうに、点々の模様があります。
タイワンガザミ
タイワンガザミ
こちらはガザミにくらべて模様がいっぱいあります。
ケフサイソガニ
ケフサイソガニ
この浜には、ケフサイソガニと、タカノケフサイソガニがいるそうです。
イソガニ
7月 兵庫県 須磨海岸
抱卵に見えたのは、フクロムシの寄生を受けている模様
イソガニ[雌]: 節足動物門 甲殻綱 十脚目 イワガニ科
こちらも、Mr.Sに教えて頂きました。イソガニの雌。右のハサミが取れているけれど「再生芽」があるとのこと、写真をよく見ると、ほんにその通り。
また、卵を抱いているように見えるものの弱って痛々しい様子に思われたのは、
抱卵しているのではなくフクロムシの寄生を受けているよう、とのこと。
巻貝とか、いろいろややこしいモノが腹部に付着していて、しんどそうでした。
フクロムシ: 琉球大学のWebサイトを拝読すると、甲殻類に寄生する甲殻類なんだろうと理解できました。
スベスベオウギガニ
7月 兵庫県 須磨海岸
スベスベオウギガニの抱卵 / 甲羅
スベスベオウギガニ[雌]: 節足動物門 軟甲綱 十脚目 オウギガニ科
こちらも引き続き、種名をMr.Sに教えて頂きました。
上記のイソガニがフクロムシに寄生されている様子で痛々しかっただけに、こちらのスベスベオウギガニの卵が、ことさら輝いて見えますね。
ハサミの形がガッシリしています。すべすべしているから、スベスベオウギガニという名前です。
カニの巣穴
9月 和歌山 串本
カニが作ったお団子と、カニの巣穴
どんなカニが作ったおダンゴなのかな?
こういう穴やおダンゴを見つけたら、静かにしばらく待っていると良いよ。
中からカニが出て来て、様子が観られるかも知れません。
面白い模様
カニの甲羅の面白い模様
↑顔に見える?
↑ウサギに見える?
ニシキエビ
水族園の裏側にて。
ニシキエビ
茶色の毛も、柄も、色合いも、なんて綺麗なんでしょう。
イセエビの仲間で、50cmくらいになるんですって。
(須磨海浜水族園の「裏側」の様子です。)