OSAKA-Zohei_fu_ho
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は行 ふ・ほ
(記事中のカッコ内【文章】は、造幣局に置いてある冊子からの引用です。)
は行ふ
フクロクジュ(福禄寿)
フクロクジュ(福禄寿)
局内に2本存在、北G-7/南K-8
花弁数:15-20枚
色:淡紅色
咲き方:花弁は波打つシワ、大輪
【東京荒川提にあった大島桜系の里桜】
見ごろの時期:
花びらの波打つシワが観察するなら初日です。
↓2015年4月9日(初日)撮影↓
↓2015年4月13日撮影↓
フゲンゾウ (普賢象)
フゲンゾウ(普賢象)
局内に12本存在、北C-8/南B-8/南F-5など
花弁数:20-40枚
色:淡紅色→開花につれ白色
【室町時代から京都地方にある有名な桜で、花の中から葉化した二つの雄しべが突き出し、その先端が屈曲する。その状態が、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているので、この名】造幣局を歩けばすぐに憶えてしまう美しい数種がこれです。
見ごろの時期:
蕾とのコラボレーションが美しいので、おすすめは前半です。
↓2014年4月16日撮影↓
↓2015年4月15日撮影↓
フダンザクラ(不断桜)
フダンザクラ(不断桜)
局内に1本のみ存在、北M-5
色:白色
咲き方:10月から翌年4月下旬まで開花、一重
【三重県白子寺町屋(現在の鈴鹿市)の白子観音境内にある有名な桜で、10月から翌年4月下旬まで開花する。
特色は寒中でも葉が落ちないことで緑葉と紅葉が混じり、また若葉が絶えず出る】
花も咲き続け、葉も若葉が更新し続けるとは、とても疲れそうです。
樹の寿命は短いのでしょうか?
見ごろの時期:
実(み)ができていますから、おそらく初日でも花は散っていると思われます。
↓2015年4月13日撮影↓
は行ほ
ホウキザクラ(箒桜)
ホウキザクラ(箒桜)
局内に1本のみ存在、北I-1-2
花弁数:20-30枚
色:淡紅色
【ヤマザクラとシナミザクラとの間に生じた桜と考えられる。竹箒を逆さに立てたような樹形を作る】
下の画像にも樹形が見られる一枚を入れましたが、そもそも造幣局の桜は若木だとほとんどが逆さの箒状に見えます…。
見ごろの時期:
初日から中ごろがいいのではないかと思います。
↓2015年4月15日(最終日)撮影↓
ホウミョウジ(法明寺)
ホウミョウジ(法明寺)
局内に3本存在、南C-20/南I-8/南J-2
色:淡紅色白色
蕾はピンク色ですが、咲くと白くて美しい花です。
【京都府美山町の法明寺境内にあった名桜を佐野籐右衛門氏が接木育成し、命名した】
見ごろの時期:
前半です。
↓2015年4月11日撮影↓
↓2016年4月9日撮影↓
ホタテ (帆立)
ホタテ(帆立)
局内に3本存在、北D-11/北J-1/南C-7
色:白色
【雄しべの1-2本が花弁化して帆を立てたような形をしているところからの名】
見ごろの時期:
後半でもしっかり咲いています。帆を立てた様子は、なかなか接写がむずかしいのですが、2016年の画像で様子が見えるでしょうか?
↓2015年4月11日撮影↓
↓2016年4月9日撮影↓
ボタン (牡丹)
ボタン(牡丹)
局内に3本存在、北C-10/北M-3/南K-9
花弁数:15枚
色:淡紅色
咲き方:大輪
【オオシマザクラ系の里桜で、花はふっくらしたボタンの花を思わすよう】
見ごろの時期:
前半がおすすめです。
↓2015年4月13日撮影↓