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ただいま工事中… 工事中_積み木

4月の植物の様子

4月
ミツガシワ  群落

ミツガシワ  群落

ミツガシワ: ミツガシワ科 ミツガシワ属
兵庫県では、レッドデータAランクの植物です。
ハナダカマガリモンヒメハナアブという長い名前の小さな昆虫と共に、ウルム氷期(最終氷期)の生き残りとのことです。

4月京都府
コクサギ ムラサキケマン

コクサギ  ムラサキケマン

コクサギ: ミカン科 コクサギ属
特徴のあるニオイがします。この日も、ニオイにつられて、見つけました。
フィールドで「コクサギ型(がた)葉序(ようじょ)」という、ややこしい言葉を耳にすることがあります。この植物の葉が「右右、次は左左」と片側に二回続き、互生するところから、同じ葉の並び方を、「コクサギ型葉序」と呼びます。
ケケンポナシ、ヨコグラノキが、それです。
なかなか気づき難いですが、じっくり観ると、サルスベリも、そうです。
植物の葉の出かたを、じっくり観察してみるのも面白いですね。

ムラサキケマン: ケシ科 キケマン属
ケマンとは、仏様を飾る仏具の名前だそうです。その仏具に似ているかな…。


5月の植物の様子

ユリノキ

ユリノキ ユリノキ

5月11日、ユリノキの花が咲いていました。
背の高い樹木ですから、この角度で花を観察することはむずかしいのですが、
うまい具合に観られました。

この花がタネになったときも、中央の軸がハラハラと散って興味深いです。

5月兵庫県
コウゾ コガクウツギ

コウゾ  コガクウツギ

コウゾ: クワ科 カジノキ属
「コウゾ、ミツマタ」とセットで耳にする紙の材料です。別名ヒメコウゾです。クワ科の植物は、葉の形が面白いですね。

コガクウツギ: ユキノシタ科 アジサイ属 
この植物の前で、長い間立ち止まって調べました。花が咲き切っておらず、かなり難しかったです。

5月兵庫県
トリガタハンショウヅル トリガタハンショウヅルの葉裏

トリガタハンショウヅル

トリガタハンショウヅル: キンポウゲ科 センニンソウ属
花が終わりかけだったので、とても分かり難かったです。
花に触れると、はらはらと分解しました。
我が家のクレマチスと同じく、キンポウゲ科らしい散り方だと感じました。

5月兵庫県
キランソウ ツクバキンモンソウ

キランソウ  ツクバキンモンソウ

キランソウ: シソ科 キランソウ属
高度770mだと、5月でも、まだ綺麗なキランソウに出会えます。

ツクバキンモンソウ: シソ科 キランソウ属
右側の写真の白い花は、最初ニシキゴロモかと思いました。

5月兵庫県
コゴメウツギ ジャケツイバラ

コゴメウツギ  ジャケツイバラ

コゴメウツギ: バラ科 コゴメウツギ属
「可愛い」という表現がピッタリの花ですね、葉も可憐です。

ジャケツイバラ: マメ科 ジャケツイバラ属
時に、山の風景を、黄色い花がおおっている様に見える箇所があります。
「花が山を登っている」と表現するかたもあり、言い得て妙。
この植物を知らなければ「何の樹の花が咲いているのかな…」と、しばし頭を抱える風景ですが、望遠鏡をのぞいて下さい。茶色に乾燥した豆の鞘(さや)も、一緒に見られるかも知れません。
目の前で観察したい方は、大阪府との県境、妙見山の初谷(はつたに)川に沿って歩くと良いです。太くて強い蔓(つる)や棘(とげ)に、ご注意ください。

5月兵庫県
シライトソウ タツナミソウ

シライトソウ  タツナミソウ

シライトソウ: ユリ科 シライトソウ属
下からのぞくと、小さな花が観られて興味深いです。この姿から、香りがするとは思いませんでしたが、意外にも、深い芳香でした。

タツナミソウ: 
シソ科 タツナミソウ属
太陽をいっぱい浴びられる場所に、咲いていました。
花と模様が泡立っている波を連想させるから、「立浪」という名だそうです。
波と言えば、葛飾北斎(かつしか・ほくさい)の絵「富嶽三十六景(ふがく・さんじゅうろっけい)神奈川沖浪裏(かながわおき・なみうら)」が思い浮かびます。
それでは、波が大き過ぎるでしょうか。

5月兵庫県
リョウメンシダ クラマゴケ

リョウメンシダ  クラマゴケ

リョウメンシダ: オシダ科 カナワラビ属
裏も表も「裏」みたいに見える、とても面白いシダ植物です。

クラマゴケ: イワヒバ科 イワヒバ属
匍匐(ほふく)しては、その先で根を出し、また匍匐…葉の形が実にユニークな植物です。


6月の植物の様子

6月兵庫県

ハナウドの花 ハナウドの葉

ハナウド

ハナウド: セリ科 ハナウド属

6月兵庫県
雨の中のコアジサイ ハナイカダ

手前左手コガクウツギ、奥コアジサイ  ハナイカダ

コアジサイ: ユキノシタ科 アジサイ属
雨の季節に、ふんわり薄い青色で咲き、ほのかに良い香りがします。

コガクウツギ: ユキノシタ科 アジサイ属

ハナイカダ: ミズキ科 ハナイカダ属
この樹は、雌雄異株(しゆう・いしゅ)で、雌雄どちらも葉の上の花が咲きます。

6月兵庫県
雨の中のシラキ イロハモミジ、ウツギ、ヤブウツギ

シラキ  ヤブウツギ

シラキ: トウダイグサ科 シラキ属
トウダイグサ科の樹木というと、こういう咲き方が多いのでしょうか。
ナンキンハゼや、アカメガシワも、上に向いて咲きますね。
「そうなのかな?」と、気をつけて観てみると面白いかも知れません。

ヤブウツギ: スイカズラ科 タニウツギ属
布引の滝を過ぎ、五本松堰堤(えんてい)を市が原の方へ進むと、櫻茶屋の手前に階段か坂か選ぶ場所があります。
階段を登る前に、ふと振り返ると、イロハモミジ、ウツギ、ヤブウツギ…
雨も降り出し、風景全体の美しさに、息を呑みました。

7月の植物の様子

7月兵庫県

ハマゴウ 群生

ハマゴウの花  群生

ハマゴウ クマツヅラ科 ハマゴウ属
群生地を見つけたので、花期に是非行ってみたいと思っていました。実(み)に香りがあるので、花もさぞかし匂うと予想していましたが、ほぼ無臭でした。


7月兵庫県

ママコノシリヌグイ オカヒジキの花

ママコノシリヌグイツルナ  オカヒジキの花

ママコノシリヌグイ: タデ科 イヌタデ属
継母(ままはは)という言葉は、まだ分かる人がいると思います。
継子(ままこ)という言葉のほうは、まだあるのでしょうか。

びっしりと棘のはう茎で継子のお尻を拭く…酷な名前とは無関係に、小さな可憐な花が、咲いています。タデ科の植物の花は愛らしいですね。

オカヒジキ: アカザ科 オカヒジキ属
葉腋(ようえき)に、花弁のない黄色い雄しべが見えるでしょうか?
同じ株の葉腋に、果実と思われる小さな膨らみも見られました。葉を触ると、棘のように少し痛いです。
須磨海岸には匍匐(ほふく)せず株立ちしたものも、見られました。
きっと、その株の場所は、風が弱いのでしょう。


ハマボウフウが、花から種になる様子

7月兵庫県

5月から6月には花が咲きます。セリ科の良い香りがします。
7月になると、桃色に熟した結実の様子や、乾燥して崩れたタネが観察できます。

花 結実

花が咲いている様子  結実、綺麗な色ですね
                   

バラバラに崩れるタネ  崩れ始めと、熟した実

バラバラになるタネ 途中経過

ハマボウフウのタネ


ハマヒルガオの花と種

7月兵庫県
5月から6月の砂浜には、薄いピンク色のハマヒルガオが、たくさん咲きます。
7月に行くと、咲いている花は数個になり、よく見ると砂地にタネがたくさん出来ています。

ハマヒルガオの花 ハマヒルガオの種が落ちている

ハマヒルガオの種


8月の植物の様子

[希少種]
8月兵庫県

ハマボウの花 葉の裏はフワフワ

ハマボウ

ハマボウ: アオイ科 フヨウ属
オクラの花に似ていますね。
兵庫県レッドデータAランクですが、六甲アイランドのマリンパークでは、植栽に利用されており、気軽に観察できます。


8月[希少種なので観察場所を書いておりません]

ヤマシグレ

ヤマシグレ

ヤマシグレ: スイカズラ科 ガマズミ属
神戸市レッドデータC


9月の植物の様子

9月和歌山県
ナンバンギセル 順番に咲くのかな?4本並んでいるね

ナンバンギセル

ナンバンギセル: ハマウツボ科 ナンバンギセル属
主にススキの葉に寄生し、自力で光合成をしません。
右側の写真の茎をご覧ください、葉っぱが無いでしょう。
この時も、花が咲いていたから見つけられました。

9月和歌山県

ハマナタマメの花 ハマナタマメのタネ

ハマナタマメの花  タネのさや

ハマナタマメ: マメ科 ナタマメ属 Canavalia lineata
地元の海辺では出会ったことがなかったので、しばらくハマナタマメだと、分かりませんでした。しっかりしたさやがついており、中のタネは、枝豆の1.5倍ほどの大きさで、和色の「黄唐茶(きがらちゃ)」くらいの色でした。

花は、今度また綺麗に撮りたいと思っています。

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