身近な森・川・海で、ふんわり自然を楽しみましょう

seashore

ただいま工事中… 工事中

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序章

日本という国の持つ自然度については、調べる前と調べたあととでは、それまで持っていた印象と実際が大きく違っていることに気づかされる。

日本は国土の6割強が森で、先進国の中では実はとても恵まれている。
例えばイギリスの森はわずか1割強、アメリカでは3割強(■)だ。
この「6割強が森林である」ことを「学ぶ」まで実感できない理由は何だろう?
生育環境の影響もあるだろうが、そのテーマを考え始めてから、「おのおのが何をもって自然と捉えているか」という、人それぞれの持つ「自然観の違い」が大きく影響していることに気づいた。

森がそうなら、海はどうだろう。
排他的経済水域では世界第6位の面積を持ち、立方では第4位(■ここに補足)の「海の国にっぽん」であり、大都会神戸に隣接する大阪湾の漁獲高を例に挙げるだけでも世界トップクラスに位置するのだが、それを肌で感じることは容易だろうか?

日本の海岸線のほとんどは高度経済成長と共に人工的な手が加えられた姿になっており、居住エリアによっては、気軽に接することのできる浜は少なくなっている。
そのせいか、海辺の自然度についても、高い(豊かだ)という感覚を持ちにくい。
とはいえ、海辺に接する頻度が少ないことと、実際の自然度の高い・低いはイコールではないという視点は、持っていたいものだ。

【海】の持つ魅力。それは、言葉にする必要を感じないくらいに大きい。
海辺には、訪れた人の「思考の視野」を広げる力がある。
よく「グローバルに思考し、ローカルに行動する(Think Globally, Act Locally)」と言われるが、海辺に行くと、意識せずとも地球規模で思考している場面が多い。

例えば、干潟で見られるシギ・チドリ類には、彼らを支えるゴカイなどの多毛類との関係(食物連鎖網)を見て取れるし、シギ・チドリ類が圧倒的に多い春の状態に触れると、我々が北半球に暮らしていることを実感できる。
春から9月頃の日中に大きく変化する潮の干満からも、ここが北半球であることに気づかされ、また潮の満ち引きは、我々に地球を越えた月との関わりをも感じさせる。そういうダイナミズムが、海にはある。

さて、海辺には、大きく分けると「砂浜」「干潟」「磯」「藻場(もば)」の4つの環境がある。
実は、人間が行きやすい場所(砂浜)より、行きにくい場所のほうが生き物が多い。
例えば、和歌山県に加太(かだ)という場所があるが、6月頃の大潮の干潮時を目指して出かけると、それはそれは魅惑的な潮溜まりが、あっちにもこっちにも出来る。
まさに「小さな水族館」…百聞は一見にしかずで、現場に出かけてみると話が早い。


砂浜の環境

わずか1時間ほど砂浜に座っただけなのに家に帰ると妙に疲れている、
そういうご経験が、ないだろうか?
砂浜には、生き物にとって厳しい環境がそろっているからだ。
  強い日差し
  塩分を含む風
  砂に埋もれること
  さえぎるもの無く吹いて来る風
この条件の中で、生き物はどのような工夫をしているだろう。

厳しい環境に適応した植物の種類については、海浜植物のページに載せたのをご覧いただくことにして、海辺に生育する植物は、砂浜の幅が広い浜ほど種類が多くなる。

「砂浜の幅を確保する」ということは、一要素として「砂浜に流れてくる砂を確保する」という意味を含む。
そしてそのことは、河川の護岸整備に対して持つ、各位の自然観につながって行くから、実に興味深い。


磯の環境


干潟の環境


藻場の環境


小潮と大潮の違い

日時: 2013年6月 大潮(おおしお)の日の干潮時
場所: 和歌山県 加太(かだ)
地図: 和歌山市 加太観光協会発行の地図

初めて行った日は、真夏の小潮(こしお)の日でした。
同じ干潮時でも、小潮の日は、さっぱり引きません。

「大潮って、どのくらい引くのかな…50mくらいは沖に行けるかな…」と
想像しながら田倉崎に着くと、はるか向こうまで人が出ています。
沖まで200mくらいでしょうか、かなり沖まで歩いて行けました。

「潮溜まりは【小さな水族館】」という表現を図鑑などで読みますが、時間を忘れて見とれているうちに…潮が満ちて来て、あわてました。



干潮時: 小潮(こしお)の日(ほとんど引きません)

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田倉崎の灯台下 小潮の日の干潮時の様子

干潮時: 大潮(おおしお)の日(大きく引きます)

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