身近な森・川・海で、ふんわり自然を楽しみましょう

tottsuan

a:1473 t:3 y:2

[画像の多くはクリックすると拡大できます]

当サイトにアップしている魚貝類は【市場魚貝類図鑑ぼうずこんにゃく】さまの
ご承諾を得た上でリンクを張らせて頂いております。

  • ヒラマサ        スズキ目 アジ科
    • もし運良くブリと一緒に置いてあったら、「見分けポイント」は、クチの上の
      「切れ目」だ。名称の単語がむずかしいけれど、主上顎骨後縁上部という部位が
       ・ とがっているのがブリ
       ・ 丸みがあるのがヒラマサだ。

      いつも【とっつぁん】前で出会う魚の「見分けポイント」を知らずに歩くから、
      「あのとき『ここ』を見ておけば良かった…」と惜しい気持ちになるけれど、
      今回は「ここ!」って知っていたから撮っておいた。
      でもむずかしい…これで「丸みを帯びている」ととらえるのか…。

      胸ビレの位置も、目からエラまでの位置関係も見分けポイントになるけれど、
      下の全身写真で感じがつかめるかな…う~ん、むずかしい…。
      ヒラマサ全身 ヒラマサ全身
          全身写真   /  主上顎骨後縁上部

      スズキ目 スズキ亜目 アジ科 ブリ属
      撮影:2014/5/9

  • クロマグロ       スズキ目 サバ科
    • 名札には「サザエつぼ焼き」とあるが、もちろんこれはクロマグロだ。
      「近大マグロ」と、近畿大学の養殖を差すブランドの札がついていた。

      口元を観ると、口の中まで黒かった。歯は、想像以上に小さい。
      尾のほう(尾部)にあるトゲのようなものは小離鰭(しょうりき)と言って、
      クロマグロのそれは黄色くて、はっきりと見える。
      The Sustainable Bluefin Tuna

      クロマグロ 黒い口の中と小さな歯 黄色い小離鰭
      近大マグロ / 黒い口の中 / 小離鰭

      スズキ目 サバ亜目 サバ科 マグロ属
      撮影:2014/5/1

  • サワラ         スズキ目 サバ科
    • 身近な食材であるはずのサラワの全身を見る機会は、それほど多くない。
      クロマグロを観察して気づいた点が、このサラワにもある。第二背鰭(後方のひれ)が臀鰭(しりびれ)と同じくらいの場所についている点だ。サバ科に共通する特徴なのかな。
      サワラ
      スズキ目 サバ亜目 サバ科 サワラ属
      撮影:2014/5/1

  • カンパチ        スズキ目 アジ科
    • カンパチのカマの塩焼きは、極めておいしい。
      全身を見るチャンスはあまりないが、カンパチは頭部に黄色い眉毛のような線が
      はいり、正面から見るとそれが「八」の字に見えるから、カンパチという。
      側線にも黄色い線が入っている。

      ところで、冬季に脂の乗ったおいしいブリを「カンブリ(寒鰤)」と呼ぶからか、
      あるいはそのブリが出世魚ゆえに名前がたくさんあるところから来るのか、
      カンパチをブリの成長過程の名称の一つだとする勘違いもあるが、別の種類だ。
      (両方とも同じスズキ目スズキ亜目アジ科ブリ属)
      カンパチ カンパチ
      スズキ目 スズキ亜目 アジ科 ブリ属
      撮影:2013/10/25

  • アオハタ        スズキ目 ハタ科
    • 黄色い体が目を引く。ヒレの先、シッポの先、目の周りまで黄色い。
      体に入っている横帯は、この個体では薄い。
      「キアラ」という名札がついていた。

      生物には地方名がたくさんあって大変面白いのだが、このキアラもそうで、
      どうやら九州地方では、クエを差して「アラ」と呼ぶようだ。
      「キアラ」とは、「黄色いアラ(=クエ)」という意味だと分る。

      クエアオハタ、ついでにマハタを調べてみると、ヒレの形や体の様子が似ている。
      ハタ科のアオハタを同じハタ科で似ているクエの地方名で呼ぶ理由はこれかな。

      「青くないけどアオハタって呼んで、しかも黄色い!」って憶えよう。
      アオハタ
      スズキ目 スズキ亜目 ハタ科 マハタ属
      撮影:2014/4/25

  • キジハタ        スズキ目 ハタ科
    • 名札はなく、たまたま店から出て来た店員さんは外国のかたで、魚の名を聞くと「あぽう」と教えてくれた。「アポウ…アポウ…」何度か口ずさむうちに、もしや「アコウでは?」と気づいた。

      大阪湾の活動に関わっていると、この名前が複数回出て来る。
      見てみたいと思っていたアコウは一度見たら忘れられない姿で、名はキジハタ
      紋様が鳥類のキジに似ているからだそうだ。
      もっと観察しておけば良かった!(それに食べてみれば良かった!)

      イシガキダイのドット柄にも感動したが、こちらのドット柄もインパクトが強い。
      透けたような体の色も興味深い。
      キジハタ
      スズキ目 スズキ亜目 ハタ科 マハタ属
      撮影:2013/12/4

  • アカアマダイ      スズキ目 アマダイ科
    • グジとして憶えている「アマダイ」の標準和名は、アカアマダイだった。
      グジなら、魚の旨みを味わえる酒蒸しがおいしいと思う。

      【ぼうずコンニャク】さまのWebサイトを読むと、食べられるアマダイは3種類で、
      名前に赤・黄・白がつくと解る。いずれも頭の形が特徴的だ。
      シロアマダイは全体に白く、キアマダイはシッポなどに黄色が入るが、よく似たアカアマダイとの見分けポイントは、目の下の白い模様の有無だと憶えておきたい。
      アカアマダイ
      スズキ目 スズキ亜目 アマダイ科 アマダイ属
      撮影:2013/11/13

  • メダイ         スズキ目 イボダイ科
    • 名札には「だるま」と書いてあった。
      「だるま」ことメダイは、いつも魚類を勉強させて頂いている【ぼうずコンニャク】さまのWebサイトに、カルパッチョや昆布締め、煮つけなどの料理法が書かれている。

      メダイ ピース付きメダイ メダイ
      メダイ拡大画像 / 結構大きい(全体像) / 友のイタズラ 

      スズキ目 イボダイ亜目 イボダイ科 メダイ属
      撮影:2013/9/17

  • マダイ・キダイ タイ科、 イシダイ イシダイ科
    • どこか愛嬌のある口元と目の大きな一匹がマダイ、その左手に頭が隠れている
      サーモンピンクの一匹がキダイ、そして右手のしましま(横帯)の一匹が、以前
      イシガキダイのところで「くちじろ」に対して「くちぐろ」と教えてもらった
      イシダイだ。三種類が並んでいたから一度に見られて嬉しい。

      【ぼうずコンニャク】さまのWebサイトには、
      「国内でとれる赤い鯛3種(マダイチダイキダイ)」と書いてある。

      ▼その三種の見わけかた
      マダイは、目の上にアイシャドウのようなラインが入り、尾の端が黒い。
      写真には写っていないがチダイは、尾の端が黒くなく、
      エラの後ろ側が血がにじんだように赤い。
      キダイには、淡い黄色い横帯が3本入る。
      マダイ、キダイ、イシダイ
      マダイ:スズキ目 スズキ亜目 タイ科 マダイ属
      キダイ:スズキ目 スズキ亜目 タイ科 キダイ属
      イシダイ:スズキ目 スズキ亜目 イシダイ科 イシダイ属
      撮影:2014/5/1

  • イシガキダイ      スズキ目 イシダイ科
    • イシガキダイ 

      「ドット柄のお魚!」
      あちこち探して、もがいてみたけど種名が分らず、またまたMr.Sに教えてもらった。
      イシガキダイ!上手に名前をつけるなぁ…石垣っぽい。

      ほかに口が白くてクチジロと呼ぶことと、クチジロに対してクチグロと
      呼ばれる魚もいて、それはイシダイというとも教えてくださった。
      なるほど、写真をよく見ると、ほんとクチジロだわ。
      スズキ目 スズキ亜目 イシダイ科 イシダイ属
      撮影:2013/10/25

  • タナカゲンゲ      スズキ目 ゲンゲ科
    • 昔は食べずに網に掛かったら捨てていたらしい。
      通称をババアという。女性全員を敵に回すようなユニークな通称名で、情けない表情にも見えるが、煮付けのお味は、かなり美味しかった。シッポのほうは切られていた(料理されたあとだった)ので、全体像・詳細は、【ぼうずコンニャク】様のタナカゲンゲの記事をどうぞ。
      タナカゲンゲ タナカゲンゲ
      スズキ目 ゲンゲ亜目 ゲンゲ科 マユガジ属
      撮影:2013/11/15

  • トビウオ        ダツ目 トビウオ科
    • マッキンリーに消えた冒険家の著書を十代の終わりに読んで以来、彼がおいしいと
      絶賛していたトビウオに憧れをいだいた。彼が生前に書いた本はすべて読んだが、
      トビウオを食べて過ごすくだりは、どの冒険に書いてあっただろう。
      植村直己が食べたのは、船の上に飛び込んで来るトビウオのお刺身だった。

      私が機会を得たのは読後の更に5年くらいあとだったろうか。
      育った街とは比べ物にならない鮮度の魚が、神戸では手に入る。
      マアジのおいしさには目を見張るものがあったが、トビウオの味も食感も
      新鮮なマアジと変わらぬように感じた。

      月日が経ち、和歌山の串本に出かけた際も、改めて確かめてみたが、やはりマアジと同じような味だった。神戸のマアジのおいしさも確認できたということになるかな。次は、くさやに挑戦してみたいものだ。
      (写真のトビウオは、鮮度が落ちていると思う。)
      トビウオ
      ダツ目 トビウオ亜目 トビウオ科 ハマトビウオ属
      (マアジ:新リンク先待ち)
      撮影:2013/11/25

  • カタボシアカメバルか? カサゴ目 フサカサゴ科
    • 写真の右側に置いてある赤い2匹が、「メバル」と名札がついたていたものだ。
      本当は、もっと背びれを持って写すとか、口の中や、顔を正面から撮るとか…
      いろいろじっくり観察してみたい。

      【ぼうずコンニャク】様のWebサイトには、アカメバルカタボシアカメバルが並んでおり、赤みと斑の入りかたを見る限りでは、写真の2匹はカタボシアカメバルなのかなと思う。ほかに、クロメバルシロメバルも いるようだ。
      左:カワハギ/右:アカメバル
      カサゴ目 カサゴ亜目 フサカサゴ科 メバル亜科 メバル属
      撮影:2013/11/11

  • カワハギ        フグ目 カワハギ科
    • 上記のアカメバルの左側に仲良く5匹並んでいるのが、「丸ハゲ」=カワハギだ。
      とても面白い顔で、ウマヅラハギと似ているが、ウマヅラハギの体は流線型で、
      カワハギの体は菱型に近い。

      以前ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリーで、エチゼンクラゲをカワハギに食べさせる研究を放映していた。カワハギの肌は頑丈なため、エチゼンクラゲの刺胞に刺されても大丈夫で、その硬い歯でエチゼンクラゲの触手を難なく食べていた。
      左:カワハギ/右:アカメバル
      フグ目 カワハギ科 カワハギ属
      (ウマヅラハギ:新リンク先待ち)
      撮影:2013/11/11

  • アカヤガラ       トゲウオ目 ヤガラ科
    • 2013年11月13日。本日の【とっつぁん】は、衝撃だった。
      その時の衝撃と感動が、このページを作るきっかけになった。
      長い、赤い棒のようなお魚が三本。
      恐る恐る顔をのぞき込むと、ひょーきんなお顔。

      長い長い長~いクチには小さな歯しかなく、先っぽから筒状になっていた。
      シッポの状態も、飛行機を思い起こす。
      生の姿の写真のシッポは切られているが、料理後のは(焦点がぼやけているが)針金の様なピアノ線のようなものが出ていた。

      水曜日に発見→木曜日に仲間に話し→帰路には1本減ったのを横目に→金曜日、仲間と一緒に初めて【とっつぁん】の店内へ入った。
      アカヤガラの塩焼きは、鮮度が因だろう、想像していたほどではなかった。
      ただ、背骨の形には驚いた。三角柱!

      アカヤガラ アカヤガラ アカヤガラ
      アカヤガラ シッポの間から出る針金みたいなもの! アカヤガラの背骨は三角柱!

      トゲウオ目 ヨウジウオ亜目 ヤガラ科 ヤガラ属
      撮影:2013/11/13,15

  • マアナゴ        ウナギ目 アナゴ科
    • 何となんと!
      ついていた名札には「ばばあ」と平仮名で書いてあった。
      周囲に「ばばあ」ことタナカゲンゲはなく、別の箱に入っていたのだが、私にはババア=タナカゲンゲだという知識がなく、さらにマアナゴも切り身以外の姿で見るのが初めてで、単に名札の位置を変えられただけだとの判断ができなかった。
      お陰で、すぐに憶えられた。
      血抜き処理をされたマアナゴ マアナゴ
      ウナギ目 アナゴ科 クロアナゴ属
      撮影:2013/10/25

  • キアンコウか?     アンコウ目 アンコウ科
    • アンコウと、キアンコウがあるようだ。
      よそ様の商品だから触っていないが、両者を見分けるには下記2点の情報がほしい。
        口を開けて斑紋の有無を確認すること
        目と胸ビレの間の棘の形状を確認する
      (このポイントを確認できていないが、一般流通種はキアンコウだそうだ。)

      それにしても、イカツイ顔!
      キアンコウ キアンコウ
      アンコウ目 アンコウ科 アンコウ属
      撮影:2013/11/25

Ostracion immaculatus 脊索動物門 脊椎動物 魚類  Takifugu rubripes

生き物の中で脊索動物門に属する生き物の割合は、実は低くて、
全体の3パーセント強です。3割(30パーセント)ではなく、3パーセント台です。
脊索動物門の中には、背骨を持つ脊椎動物と、原索動物が含まれます。

我々と同じく背骨を持つ脊椎動物鳥類、哺乳類、魚類、両生類、爬虫類)は、
地球上に、とってもたくさん居るように感じるのにね。

生き物の割合が見えて来ると、自分の知る世界がどれほど小さいかということと
地球に生き物がどれだけたくさん存在しているかが分って来るから、面白いです。

(魚類に出会ったら、また新しい情報を追記して参ります。)

こぼれ話

職場が大阪の証券街、北浜にある。
北浜は証券街であると共に、昔から薬の流通で有名な道修町(どしょうまち)で、
歴史を感じさせる魅力ある街だが、毎日通勤するのみで周囲を満喫する時間を持たないのが難点だ…。

昼を楽しむ余暇がない分、仕事帰りに、大阪駅に向かって歩くか、天神橋筋商店街を大阪天満宮まで歩く。特に後者は、人々の暮らしを観察できて飽きない。

「鮮魚居酒屋」さん【とっつあん】

天神橋筋商店街は日本一の長さだというが、歩いて30分くらいだろうか。様々な業種の中に【とっつぁん】という居酒屋さんがあり、店の前の多様な魚貝類を観察できる。

居酒屋さんだから有用魚種に限られるが、魚類の勉強の機会が無いなぁと思っていたところへ、素敵な環境だ。

脊椎動物門
→魚類

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional